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D2ラボ

ラボ潜入レポート

お客様の様々なニーズに応えるアンテナ開発

 ひと言に移動体基地局用アンテナといっても、お客様の利用用途や目指すサービスにより、そのニーズは多岐にわたり、そのニーズを充足するためのアンテナも同様に数多く存在します。

 当社が提供する移動体基地局用アンテナは最新の技術と設備で、時代を先取りした社会に貢献する最先端の製品開発を行っています。 今回はお客様のニーズを充足させるためのアンテナ開発を中心にご紹介します。

社会に貢献する最先端のアンテナ技術

スマートフォンをはじめとする通信トラフィックの急増に対応するため、各通信事業者(キャリア)は、移動体基地局の整備を日々行っています。

課題1:通信トラフィック増加エリアへの対策

スマートフォンや新たな無線システムの普及、都市開発などにより通信トラフィックが急増したエリアへの対応のため、新たに基地局を新設することがあります。

当社のチルト制御機能をもったアンテナを利用すれば、アンテナから放射される電波の届く範囲をコントロールすることが出来るため、最適なエリアを構築するのに役立ちます。
その結果、各エリアのトラフィックが減り、快適に通信することができます。

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課題2:既存局に新たな周波数で運用を予定しているアンテナを設置したいが
①もう設置する場所がない。②鉄塔加重(受風加重)が問題。③ビルオーナーの許可が取りにくい。
従来運用しているアンテナと新たな周波数で運用を予定しているアンテナが1本に収まれば、アンテナを増設することなく、アンテナやケーブル類の取替え作業でほとんど解決します。1本のアンテナで2波・3波・4波と共用できる多周波共用アンテナを提供しています。
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課題3:景観条例などにより許可が取りにくい
(屋上にアンテナを乱立させたくない)

鉄塔やオフィスビル、マンションの屋上に設置されたアンテナはやはり目立ってしまいます。少しでもこの負担を軽減したいというご要望のために環境配慮型アンテナを考案しました。

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課題4:地下鉄構内や地下街・トンネル内でも
通話したい

高層ビル内のオフィスや地下街などのブラインドエリア(電波の届きにくい場所)対策用として、小型で目立たない、しかも設置工事が簡単な屋内アンテナが役立ちます。
そのほか平面アンテナオムニアンテナ、細長い通路の形状に合わせ電波を放射する双方向ビームアンテナなどもあります。

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課題5:サービスエリアの中には、どうしてもビル影などのブラインドエリアが生まれてしまう。
数十メートル程度の小さなブラインドエリアには、スポット的なサービスを提供できる「ストリートセルアンテナ」や「ピコセルアンテナ」があります。
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このように、アンテナといってもニーズは様々。 当社は、お客様のニーズに最適なアンテナを開発、提供いたします。
技術設計のお仕事
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まずは大きなご要望や抱える問題点などをヒアリングしながら、用途、電気的性能、機械的性能、
数量、ターゲットプライス、納期などをお打合せします。
従来品データ・経験・文献・シミュレータを駆使して机上検討。実験機を製作するために、 机上検討した結果をもとに2D-CAD/3D-CADで図面化します。
実験に必要な部材を手配・購入。実験機を制作し、基礎実験、調整を行います。
90%完成製品となる試作機を製作します。
試作機をいろいろな角度から評価するため、各種電気的性能/機械的性能/コスト/温度湿度/ 振動/防水性/輻射熱など評価・検証を行います。
量産試作、初期流動管理、電気的特性に問題が発生した場合などの技術サポートを実施。
また生産現場・設備視察、協力会社の技術指導といったサポートも行っています。
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開発者インタビュー
image 品質とコストの両立にこだわった開発を行っています。
アンテナ事業部 技術グループ グループ長 掛札 祐範

 当社の開発・設計部門は、アンテナの電気的な設計を行う部署と、機構的な設計を行う部署に分かれています。
 我々の部署では、主に移動体通信基地局用のアンテナの開発を行っています。例えば地下街でも携帯電話の電波が送受信できるようにするための屋内用の小型アンテナからビルの屋上などに設置されているような大型のアンテナまで、様々なアンテナの開発を行っています。

 開発にあたっては、まずお客様のご要望を十分にお伺いします。ときには展示会などに出展し、多くのご意見をいただいく事もあります。利用場所は屋内なのか、屋外なのか?どのような仕様を考えておられるのか?ここで重要なのは、お客様の課題が何なのかを常に意識するよう心がけています。
 品質の良い製品を提供することはもはや当然であり、お客様にとって少しでも価値のあるものを開発できるよう日々心がけています。
例えば都市部などではビルの屋上などに設置できるアンテナの本数は限界が近づいていると思いますが、弊社の多周波共用アンテナを利用すれば、アンテナの本数を増やすことなく複数の通信システムに対応することが出来るので、風荷重の軽減やメンテナンスなどのランニングコストも低くなり、見た目もスッキリとした感じになります。
 アンテナのコスト意識はもちろんですが高性能・高品質を維持しながら、設置環境に適した耐久性や、施工のしやすさまで考えた製品開発を行っています。

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