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顧客事例

南極観測船3代「しらせ」搭載 HF帯回転式ログペリアンテナ
導入先
ユニバーサル造船株式会社(当時:日本鋼管株式会社) 様(1981年納入)
導入の背景
航海中の天気・運行状況を問わない長距離通信アンテナを開発

南極観測船は南極への物資補給・人員派遣や観測・実験任務に携わる調査船です。

観測船と日本間との通信には、電波環境によって昼と夜では異なる周波数を必要としており、日本への良好な通信が課題となっていました。

短波帯に対する弊社の技術が採用され、航海中の日本との長距離無線通信のためのアンテナとして、2代「ふじ」に引き続き搭載されることになりました。

搭載された調査船
2代目「ふじ」

わが国初の本格的砕氷船として1965年~1982年に航海し、洋上観測設備が充実していたため観測船として多様な観測を行いました。

3代目「しらせ」

世界有数の大型砕氷船として1983年~2008年に航海し、砕氷能力の高さが評価されました。

導入製品と成果

主に天気・運行状況などの定期的な無線通信と非常時用の無線通信として使われていました。

回転式のため指向性が強く、常に日本にアンテナを向けての通信が可能となりました。

また、航海中の厳しい天候や航路の変化に対応する必要があったため、強度的にも環境的にも優れた設計となっており、長期間使用されました。

定期的なメンテナンスで長期使用を実現

毎年、南極観測船が帰ってきた際は必ずアンテナのオーバーホールを実施し、メンテナンスを行いました。長期の使用に耐えることができたのは携わった社員の適切な作業の成果であります。

メンテナンスの様子
搭載の実績

「ふじ」搭載の実績もあり、引き続いて「しらせ」にも搭載もされることとなりました。
近年では、南極観測船の通信は衛星通信が主流となっていますが、有事の際の予備として短波帯の無線通信も利用されています。

製品詳細:製品・サービス 回転式ログペリオディックへ
開発関係者の声

アンテナ事業部 設計グループ

航海中、観測船と日本間での通信は重要です。過酷な航海に耐えうるアンテナには弊社の技術が役立っています。

製造の際は、アンテナ本体・回転装置部などを製造する協力会社に赴き、細部の指導をしながら作り上げました。
「ふじ」での設計製造の経験がありましたので、「しらせ」での苦労はあまりありませんでした。

毎年のメンテナンスでは、すすだらけになったアンテナを再塗装したり部品の交換などいくつもの工程がありましたが、出港までの期間が限られており、その中での作業でしたので速さと正確さを要していました。
長年の使用にも耐えることができたことは大きな実績となり、自信となりました。

お客様の声

ユニバーサル造船株式会社
艦船建造部 艦船技術室 電気・武器チーム様

毎年決まった短期間の工程と予算の中で、空中線を引き取り点検し、どの部品が交換出来るかを判断して、年次修理を行うという形を毎年続けていただけたので、しらせと共に長年使い続けることが出来たと思います。さすがは空中線製造の一流メーカーだと改めて感謝しております。

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