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高調波抑制フィルタ 小型構造で、機器への組込易さを追求!

従来品の30%ダウンサイジング!発熱を最小限に抑える低損失フィルタ

近年、電波の利用方法として、電力伝送技術が注目されています。2015年度以降の実用化が予定されているワイヤレス電力伝送(以下、WPT)システムの一つとして、電気自動車への大電力(数kW)WPTシステムの開発がすすめられています。そのWPTシステムは、一般家庭や集合住宅、または公共施設内などへの普及が見込まれており、使用範囲として住宅内に限らず屋外の駐車場も含めた広い空間が想定されます。また、同空間内で複数のシステムが近距離で動作する可能性も想定されます。
そのような環境で運用を実現するには、WPTシステムから発生する高調波漏えい電磁波が、近接する機器や他の電子機器に与える影響を考慮した送受電の設備を設置する必要があります。
そこでDENGYOは創業以来、多くのお客様へご提供させていただいている、蓄積され受け継がれてきた技術力を活用し、小型・薄型で漏えい電波を抑制するフィルタをご提供いたします。

特長・メリット

特長

1.小型・薄型
新規にフェライトコア及びインダクタを開発することで、従来品よりも小型化することが可能となり、同時に軽量化も実現。
2.低損失・低発熱
本来はフィルタを小型化すると、損失の増加と発熱の問題が生じますが、上記インダクタにより電力伝送周波数での低損失化及び積極的な放熱(熱拡散)で温度上昇も40Kに抑えた仕様。

メリット

1.従来品より容積比30%減のため、システム機器への組込みが容易。
2.損失を抑えることにより低発熱なため長時間使用可能。
3.損失が1%未満であり、システム全体の電力伝送効率も低下させずに運用可能。

仕様・外観図

製品仕様
項目 高調波抑制フィルタ
通過周波数 85±5kHz
挿入損失 1%未満
減衰量 30dB以上(3f0)
40dB以上(5f0)
耐電力 3kW(暫定値)
耐電流 25Arms(交流電流@90kHz)
動作温度範囲 -20~60℃
外観図および製品写真
低背タイプ
短尺タイプ

検証実験

温度上昇比較

今回開発した高調波抑制フィルタと従来品で通常充電時間(約8時間)を想定し、温度上昇の時間変化の実証実験を行いました。本実験により、実験開始から8時間後の温度上昇を従来品よりも21K低い37K(36%低減)を達成。

フィルタ内部温度上昇

高調波抑制効果

電源の高調波出力波形を、当社シールドルーム内で簡易的に測定し、基本波の奇数倍の高調波成分が減衰することを確認いたしました。

電源高調波ノイズ特性

適用領域・応用製品

適用領域

・EV用WPTシステム
・オフィス機器、家電機器等WPTシステム
・高周波加熱装置

応用製品
製品仕様
項目 高調波抑制フィルタ
通過周波数 25〜40kHz
挿入損失 0.1dB未満
減衰量 30dB以上(at150kHz)
45dB以上(at250kHz)
耐電力 600W
耐電圧 200V
耐電流 10A
動作温度範囲 -20~60℃

伝送特性

外観図

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